2019年 第3回定例会


【一般質問】
環境配慮の取り組み 風呂敷の活用を

①「風呂敷」は日本語に溶け込んだ言葉であり、使い方も含め日本文化の一つともいえる。市内では、オリンピックに向けた風呂敷展が開催され、記念式典等で風呂敷が配布されており、風呂敷文化を広げる素地は整っていると思う。そこで、環境配慮の取組みとして小金井市版エコバッグとして風呂敷を採用してはどうか。

■環境部長
風呂敷は世界で最初のエコバッグとも言われている。最近では冷凍食品等が包めるよう防水性のある風呂敷もある。ご提案は、ごみ減量や発生抑制の推進、啓発、日本の伝統文化の継承をすることができる。他市事例や作成費用など、まずは研究したい。

②東大和市では今年6月、ペットボトル回収の促進のため、産官学が連携した新たなスキームを実現した。特徴として、回収するとお買い物ポイントが貯まるという楽しい取組みである点、自動回収機をコンビニの前に設置することから啓発に役立つ点、制度上自治体が負担すべき経費が不要となる点があり、こうした事業に取り組まないか。

■環境部長
実施には様々課題がある一方、市民が楽しく参加できる取組みでもある。事業実施後の課題も含め、前向きな研究を進めたい。

事故が多発している交差点の対策を急げ

③東八道路と小金井街道が交差する前原交番前の交差点は、年間8件から11件の人身事故が起きている。主に、車が人や自転車と接触する事故だ。早急に、暫定対策と恒久対策をとる必要があるのではないか。特に、暫定対策としては、子供たちの実際の登校時間を考慮して、車の取り締まりをしていただきたい。

■都市整備部長
暫定対策として、不定期ではあるが朝、現地に警官を配置して取り締まりをおこなっている。登校時間の実情に沿う対応というご指摘については、警察へ要望する。
恒久対策としては、事故発生を踏まえ、都が交差点改良と拡幅整備の事業を計画しており、すでに現況調査と用地測量を実施している。今後、各地権者との協議をおこなっていく。都に対しては早急な対応を要望する。