まちづくりの物語(武蔵小金井駅南口再開発)

 稲葉孝彦市長(当時)が1999年に方針発表した「 武蔵小金井駅南口地区市街地再開発事業 」は、2020年6月30日の第2地区オープンをもって、ついに完成しました。市の中心部5.2ヘクタールを対象におこなわれた大事業です。 街は、見違えるほどおしゃれに生まれ変わりました。
 宮下まことは、この再開発に対し、一貫して、前向きに取り組んできました。特に第1地区については、事業が進む中で嵐のような議論が沸き起こり、数えきれないほどの徹夜審議が繰り返されました。議会は議事機関ですので、各議員の主張はあって当然ですが、さすがにこの時は疲労困憊しました。しかし、私はこの再開発事業をぶれることなく推し進めるよう、主張を貫きました。
 今、この中心市街地が誕生したことを契機に、再び、小金井の輝かしい歴史が生まれていくことを願って います。

 【駅前ホール(宮地楽器ホール)関連資料】

 【建設の槌音(その1)】

 【建設の槌音(その2)】

※武蔵小金井駅南口市街地再開発第1地区の工事が進む様子(2007年11月撮影)
クレーン2本が立ち、タワーマンションが建設されています。画面左側では市民交流センター(宮地楽器ホール)の基礎工事が進められています。


※JR武蔵小金井駅南口の様子(2007年11月撮影)
当時は、現在に比べて面積が9分の1程度しかない狭いロータリーでした。バス停までは歩いて5分ほどかかり、利用者泣かせの不便な駅だったと言えます。

※武蔵小金井駅南口交通広場の完成形(2012年6月撮影)
議会の激論を超えて、このような再開発第1地区が完成、若さと活気にあふれた市街地が誕生しました。
画面中央にタワーマンション、左側には市民交流センター(宮地楽器ホール)等が見えます。駅前には大きな交通広場があって、一番近いバス停までは改札を抜けて10秒ほど。

※武蔵小金井駅南口の第2地区エリア(2020年7月撮影)
都市計画が決定(1996年)してから24年を経て完成した第2地区。かつて、消防車も通れないほど狭い路地が続いていた区域が、近代的で素敵な街になりました。市民にとっても喜ばれる街ですが、地元住民の皆様にとっては、このたび長年の悲願が達成されたことになります。心よりお喜び申し上げます。