きたまちセンターの優れている点
◯図書館長
では(外部委託で運営される北町センターが)直営館より優れている点、また、直営館の現状等を、併せてお答えさせていただきます。
貫井北町地域センター、貫井北分室でございますが、まず第一に、サービス拡大でございます。日にち、時間等、現在の直営館分室よりも約1,300時間もの時間を多く開館できております。
2番目としては、職員の専門性を上げられます。11人のスタッフ全員が司書資格を有しております。こちら、直営館では、分室においては司書が今、現在配置されておりません。全館で見ますと、15人中4人の司書資格者でございます。そして、今、言った専門性を上げさせていただきますと、おのずと行事の多さが目につきます。毎月、何かしらの行事をしていただいております。それが、直営館では、年数回の行事ということになっております。
それと、公民館と同じNPOに委託したという点で、公民館との連携事業が多く開催できております。最近では、ビブリオバトルでございますが、こちらの方は、公民館との連携事業、そして、YA、ヤングアダルトサービスということで、YAコーナーを、1階が図書館、2階が公民館でございますが、同じ担当者で協議を進めて、いろいろな取組を進めております。それから、多くの行事の中で、ボランティアとの協働ということを挙げております。本館、分室、直営館でもボランティアとの協働はございますが、それを更に奥深く進めている状況が伺えますので、貫井北分室、たくさん良いところがあると思ってございます。
◯公民館長
公民館の方といたしましては、やはり、貫井北の特徴ではありますが、若者コーナーということの活用方法、こちらの方を積極的に考えていただいているということがあります。若者を中心として、その利用についても、若者が考えるというような、新たな取組もしていると伺っております。
直営に比べてということなんですが、専門的なスタッフがいるということは、やはり大きいのかなと思っております。決して、今までの職員が劣っているとか、そういう話ではないんですが、やはり、積極的に意識の高いところで公民館を運営していくという気持ちで行っていただいているところは、非常にいいのかなと思っております。
・・・(中略)・・・
また、ご利用者にとっては、やはり、専門性の高い職員が活動支援に当たれるということで、最初は、やはり、人が変わるということで不安があるのではないかと思いますが、その辺、例えば、公民館の方でフォローしていくということも考えながらやっていくべきかなとは思っております。
また、先ほど図書館長も申し上げましたが、図書館と公民館との連携ということでも、従来、なかなかできていなかったところも、また同じ図書館、公民館を運営するNPOということで、先ほども出ておりましたが、共催ということで、ビブリオバトルなども開催しておりましたし、そういったことから、積極的に運営ができるのではないかなと思っております。
2014.12.12 : 平成26年行財政改革調査特別委員会(12/12)