職員の期末勤勉手当の増額改正


議案第13号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」に対する反対討論

議案第13号に対しては、市議会公明党として反対し、会派を代表して宮下まことが反対討論をおこないました

同議案は、主に職員の期末勤勉手当(ボーナス)を、東京都人事委員会からの勧告に沿って「0.05か月」引き上げることと、同手当の支給回数を、従前の3回(6月・12月・翌3月)から2回(合計額は変更なし)へ変えることでした(資料A参照)。
なお、合わせて、令和2年1月から特別調整額(管理職手当)が規則通りへと変わっていることも、背景にあります。同手当は、多摩26市を見ても皆同様に一定の額が規定されているものです(資料B参照)。小金井市としても、従前から一定の規定がありはしましたが、本市の財政状況に鑑み減額措置がおこなわれてきていました(資料C参照)。市としては、従前の規則されていた手当額を若干少なく設定しなおし、そのうえで今年1月から減額措置を解除したのですが、その報告は今定例会にて初めておこなわれるものでした。

市議会公明党にとって、人事委員会の勧告に従う対応といい、管理職に対して正当な額の手当てを支給することといい、どちらも賛同できる内容でしたが、もう一方で推進すべき行財政改革があまりにもお粗末で職員の給与を引き上げるに値する成果がでていないことから、市長提案には反対し、期末勤勉手当の増額をおこなわないとする修正案に賛成するという苦渋の決断をいたしました。

【採決結果】
市長原案について賛成多数となり、可決されました
◆賛成議員(13人):村山、鈴木、岸田、沖浦、水上、板倉、田湯、白井、水谷、篠原、斉藤、坂井、田頭
◆反対議員(10人):宮下、紀、渡辺(ふ)、小林、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺(大)、片山