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2015年第4回定例会


【稲葉市政の財政再建と課題への挑戦】

<質問>
稲葉市長就任時、前市長から引き継いだ革新市政の負の遺産、高い人件費比率や無いに等しい基金残高、そしてこうした危機的財政を26市平均並みへ改善させた行革の取り組み等について総括的な答弁を求める

<答弁>
稲葉市長 初めて市長に就任した当時、経常収支比率は百%をはるかに越え、財政調整基金は70万円しかなかった。当市の財政再建は人件費だ。過去の45%を超える人件費比率から、今の16%へ改善するまで40年かかった。この間の財政は、ほとんど事業費というより人件費に費やしたことになる。


<質問>
現在、人件費比率は多摩26市平均にようやく近づいたが、福祉会館等の老朽化した公共施設や下水道等の更新対応があり、襲い来る財政課題に対し果敢に挑戦すべきだ。目前の課題としては、職員の6人に一人が保育園に集中していることや窓口業務の民間委託が進まない実態がある。正規職員には正規職員にしかできない業務があるはずだ。



<答弁>
稲葉市長 今後、市民等の市民参加、市民協働が進んでいくことではないかと思う。行政の守備範囲はどこなのか、正規職員でやるべきはどの範囲なのかを選択していくことになる。